ニースから加入したコジエッロ [写真]=Agence Nice Presse/Icon Sport
14日に行われたブンデスリーガ第18節で宿敵ボルシアMGとのダービーを制し、今シーズン2勝目をマークしたケルンだが、16日にはニースから、U-21フランス代表MFヴァンサン・コジエッロを獲得したことを発表した。
同選手の移籍金は330万ユーロ(約4億4000万円)で、成果次第で400万ユーロ(約5億4000万円)にまで上昇。契約期間は2022年6月30日までとなっており、背番号は「41」と発表されている。
Herzlich Willkommen in der schönsten Stadt Deutschlands, Vincent Koziello! Der französische Mittelfeldspieler wechselt vom OGC Nizza zum #effzeh. #BienvenueVincent https://t.co/dL0I7AXpfR
— 1. FC Köln (@fckoeln) January 16, 2018
ケルンのマネージャーを務めるアルミン・フェー氏は「当初から獲得するなら彼だと決めていた」と明かし、「中盤であれば複数のポジションでプレー可能だ。我々のオプションを増してくれる存在だよ。無事に獲得できてうれしく思う」と喜びを見せた。
一方のコジエッロは、移籍を決断した理由について「当初からケルンはとても熱心に誘ってくれていたし、すぐにいいフィーリングを感じることができたんだ。たしかに大きなクラブだし、とてもレベルの高いリーグだ。それでも僕はできるだけ早くプレーできるようになって、チームの成功に貢献できればと思う」と述べている。
ニースのBチームから2015年にトップチーム昇格を果たしたコジエッロは、170センチメートルと小柄ながらスピードに長ける選手。中盤ならば前後でプレーすることが可能だという。これまでニースでは102試合に出場して4得点8アシストをマークし、今シーズンもここまで23試合に出場している。しかしながら最近ではルシアン・ファヴレ監督の構想から少し外れていたことも、移籍金が少し抑えられた要因の一つと見られているようだ。