ブンデスリーガ第15節を終え、未だに勝利がないケルン。大迫勇也も苦しい日々を送る [写真]=Getty Images
日本代表FW大迫勇也が所属するケルンの新取締役に就任したアルミン・フェー氏が10日、公式会見に臨んだ。開幕15試合勝ちなしで最下位に沈む同クラブだが、フェー氏はすでに2部降格は避けられないと考えているようだ。11日付のドイツ紙『エクスプレス』が伝えている。
9日に行われたブンデスリーガ第15節フライブルク戦では30分までに3点を先行しながら、守備が崩壊したケルン。4失点を喫して3-4と大逆転負けを喫し、リーグ戦での今シーズン初勝利はまたもお預けとなった。
ケルンがブンデスリーガ残留を果たす可能性について尋ねられたフェー氏は「私はそんなに無邪気ではない」とコメント。さらに「もし、昨日のフライブルク戦に勝っていたら、ほんの少しではあるがチャンスはまだあっただろう。しかし今となっては、別の計画を立てなければならない。そのことをはっきりと言っておく必要がある」と語り、2部降格が現実味を増しているとの考えを明かした。
またフェー氏は「もし奇跡が起こることなく、来シーズンを2部で戦うことになったら、我々はすぐに“昇格の本命”と目されるようなチームを組織しなければならない」とも語っている。クラブ首脳陣の間では、2部に降格した場合のチーム編成もすでに話題に挙がっているようだ。
同じく自動降格圏に沈む17位ブレーメンとの勝ち点差は「11」となっているケルン。置かれた状況は非常に苦しいが、奮起することはできるだろうか。
(記事/Footmedia)