セルダル(右)の得点をアシストした武藤 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第10節が27日に行われ、日本代表FW武藤嘉紀が所属するマインツはフランクフルトと対戦し1-1で引き分けた。
スタメン出場し87分までプレーした武藤は、71分に右サイドを抜け出すと、右足でゴール前に折り返し。ドイツ人MFスアト・セルダルの同点弾を演出した。試合後、取材に応じた武藤はこのシーンを振り返り、「もう狙い通り。やっぱりあそこのライン際にいて、オフサイドに何回引っかかってもあの一発で結果を出せたことはいいと思う」と会心のアシストだったと語った。
「あそこしかなかったですね。GKもいたし、あいつ(セルダル)の動きがすごいよかったから。やっぱり目に見える結果がほしかったから、ゴールじゃなかったけど良かったかなと思います」
また武藤はチームの戦術にも言及。「あれだけロングボールになっちゃうと…。もう少し俺の近くにトップ下2枚がいてくれないと。今日はボランチ、トップ下との距離があって、そうするとダイレクトプレーだったり簡単なプレーっていうのはできなくなる」と孤立する難しさを明かした。
結果についてはポジティブに捉えているという武藤。チームは少し「空回りしていた」ものの、「このダービーに負けるのと引き分けでは全然違う」とコメントした。
次節、マインツは11月4日にアウェイでボルシアMGと対戦する。
By サッカーキング編集部
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