スタメン起用された浅野は2度の見せ場を作った [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第9節が21日に行われ、浅野拓磨が所属するシュトゥットガルトが敵地でライプツィヒと対戦した。浅野は4試合ぶりにスタメンに名を連ね、2トップの一角に入った。
試合が動いたのは23分。ペナルティエリア右前で横パスを受けたマルセル・サビツァーが、中央に切れ込んでミドルシュートを放つ。ボールは美しい弾道を描いてゴールマウスに吸い込まれていき、ホームのライプツィヒが先制に成功する。
追いかける展開となったシュトゥットガルトは、50分に裏へのロングボールに反応した浅野がDFと入れ替わり、ディフェンスを背負いながらシュートを放つ。しかし、ライプツィヒのGKペーテル・グラーチに阻まれ、惜しくも得点することはできなかった。
さらに56分、浅野にビッグチャンスが訪れる。シュトゥットガルトは高い位置でボールを奪うと、中央でボールを持ったオレル・マンガラが右サイドのアンドレアス・ベックに展開。ベックが上げた低いクロスに中央へ走り込んだ浅野がダイレクトで合わせたが、シュートはゴールポストを直撃。決定的なチャンスを得たものの、ほんの僅かな差で得点には結びつかなかった。
持ち前の機動力を活かして再三にわたってチャンスに絡んでいた浅野だったが、65分にチャドラック・アコロと交代でピッチを後にすることに。2度にわたってゴールに迫ったものの、惜しくも今シーズン初ゴールはお預けとなった。
シュトゥットガルトはカウンターとサイド攻撃を効果的に用いて攻撃を繰り返したが、ライプツィヒの堅い守りを最後まで崩すことはできず。試合は1点差のまま終了し、シュトゥットガルトは今シーズン初の連勝を飾ることはできなかった。
次節、シュトゥットガルトは30日にホームでフライブルクと対戦する。
【得点者】
1-0 23分 マルセル・サビツァー(ライプツィヒ)
By サッカーキング編集部
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