昨年バロンドール16位のレヴァンドフスキ、今年の選出には「眼中にない」

ロベルト・レヴァンドフスキ

昨年バロンドール16位のロベルト・レヴァンドフスキ [写真]=Getty Images

 バイエルンに所属するポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが、バロンドールの選出方針に疑問を呈した。アメリカメディア『ESPN』が13日報じた。

 9日、フランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』がバロンドール2017の候補者30名を発表した。候補には、昨年4度目の受賞を果たしたレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドや、歴代最多5度の受賞を誇るバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、今夏にバルセロナからパリ・サンジェルマンに移籍したブラジル代表FWネイマールらが選出されている。

 そんな中、2015-16シーズンは16位に選ばれたレヴァンドフスキは今年度も(2016-17シーズンの)バロンドール候補に選出されている。しかし、同選手はバロンドールの選出方針について疑問があるようだ。

 まず、同メディアに「候補者に選出されたが、どう思うか」と問われると「50位や5位、25位の選手を発表する意味がわからない」とまず発表方法について疑問を呈した。また、「最後の3人だけが重要なんだ。昨年は少しショックだったね。バイエルンはCLで準決勝に進んだし、僕自身もブンデスリーガでも多くのゴールを挙げた。CLでも2位のスコアラーだよ。僕があの順位(16位)だった理由はよくわからない。少し可笑しいよ。『ファニー』という言葉が正しいかな」と続け、バロンドールの選出方法に苦笑いを浮かべた。

 そして、「(バロンドールは)僕にとっては重要ではない。バイエルンでの成功、特にチャンピオンズリーグでの成功が大事なんだ。チャンピオンズリーグの決勝に進んだり、ブンデスリーガで優勝したら話は別だが、今バロンドールというのは、僕の眼中にない」と語り、自身の結果よりチームの結果を強く求めている姿勢を強調した。

 バイエルンは14日にフライブルクとホームで対戦する。

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