大迫の奮闘むなしく最下位に沈んているケルン(赤) [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第8節が13日に行われ、日本代表FW浅野拓磨が所属するシュトゥットガルトはホームで日本代表FW大迫勇也の所属するケルンと対戦した。浅野はベンチ入りするも出番なし、大迫はフル出場している。
今季初勝利を目指すケルンは積極的に仕掛けゴールに迫るも、最後の一押しが足りず、得点に結びつかない。ケルンが決めきれぬまま試合は進み、ホームのシュトゥットガルトは攻撃の形を作れなかった。
しかし36分、シュトゥットガルトに待望の先制点が生まれる。カウンターからアナスタシオス・ドニスが先制ゴールを決め、スタジアムは歓喜に揺れた。
1点を追うケルンは後半開始と同時にクラウディオ・ピサーロを送り出し、巻き返しをはかる。すると77分、大迫が起点となりボールを展開、最後はセンターバックのドミニク・ハインツが豪快なミドルシュートを決めた。
89分、ケルンFWセール・ギラシが倒され、一度はPKの笛が吹かれるも、数分にわたるビデオ判定の結果、取り消されてしまう。すると後半アディショナルタイム4分、ホームの意地を見せたシュトゥットガルトが攻め上がり、チャドラック・アコロが値千金の決勝点を決めた。
このまま試合終了の笛が鳴り、シュトゥットガルトは4試合ぶりに勝利を手にした。一方のケルンは、大迫の奮闘実らず今季早くも7敗目を喫し、勝ち点1で最下位に沈んでいる。
【スコア】
シュトゥットガルト 2-1 ケルン
【得点者】
1-0 36分 アナスタシオス・ドニス(シュトゥットガルト)
1-1 77分 ドミニク・ハインツ(ケルン)
2-1 90+4分 チャドラック・アコロ(シュトゥットガルト)
By サッカーキング編集部
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