バイエルンがアンチェロッティ監督を電撃解任…PSGに完敗で今季2敗目

アンチェロッティ

バイエルンの指揮官を解任されたアンチェロッティ監督 [写真]=Bongarts/Getty Images

 バイエルンは28日、カルロ・アンチェロッティ監督の解任をクラブ公式サイトで発表した。

 バイエルンは27日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節でパリ・サンジェルマン(PSG)に0-3で完敗。一夜明けた28日に緊急ミーティングが開かれ、「内部分析」の結果、アンチェロッティ監督の電撃解任が決まった。

 カール・ハインツ・ルンメニゲCEO(最高経営責任者)は、「今シーズンのスタートからチームのパフォーマンスは我々の期待に沿うものではなかった。パリでの試合は、決断を下す必要があることを物語っていた。(スポーツ・ディレクターの)ハサン・サリハミジッチと私は、カルロとオープンで真剣な話し合いをし、そこで我々の決断を伝えた」と説明。

「カルロに感謝したい。彼はこれからも友人であるが、我々はバイエルンのためにプロフェショナルな決断を下さなければならなかった。今は今シーズンの目標を達成できるように、チームにポジティブな影響と確固たる成果を期待している」とコメントした。

 アンチェロッティ監督は2016年夏にバイエルンの指揮官に就任。1年目の昨シーズンは史上初の5連覇となるブンデスリーガ優勝に導いた。今シーズンはブンデスリーガ第3節でホッフェンハイムに敗れて初黒星を喫し、第6節のヴォルフスブルク戦も引き分けて、現在3位。また、PSG戦も敗れて今シーズン公式戦2敗目を喫していた。

 なお、後任はアシスタントコーチのウィリー・サニョル氏が暫定で指揮を執るという。

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