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ブンデスで頭部や顔面の負傷続出…医師がヘッドギア着用を推奨

2017.09.22

ゲントナーが相手GKとの交錯で顔面を負傷。医師はチェフ(右下)のようなヘッドギア着用を推奨 [写真]=Bongarts/Getty Images

 16日に行われたブンデスリーガ第4節で、シュトゥットガルトのドイツ代表MFクリスティアン・ゲントナーが顔面を数カ所、骨折する重傷を負った。そして19日の第5節でも、ボルシアMGの元ドイツ代表MFクリストフ・クラーマーが顔面を強打して負傷した。

 相次ぐ頭部の負傷を受けて、21日付のドイツ紙『ビルト』は、脳神経医のクリスティアン・ザース医師に話を聞いている。

「一度限りの脳震とうか、何度も繰り返されるものかを区別しなければなりません。通常、一度限りの脳震とうであれば、後遺症もなく回復します。しかし、何度も繰り返す脳震とうは10年後、20年後になって症状が出ることもあります。神経細胞に変化が起きるのです。脳神経がうまく繋がらなくなったり、その神経自体が死んでしまうこともあります。これにより、痴呆症やパーキンソン病、うつ病が発症するリスクが大きくなります」

 脳震とうの危険性を説明したザース医師は「頭部のケガを繰り返してはいけません。何としても避けるべきです。予防のためにも、ヘルメットは素晴らしい防具となってくれるでしょう」と、ヘッドギアの着用を推奨している。

 ボクシングやラグビーのような頭部の接触が多いスポーツで問題とされてきたテーマだが、アーセナルの元チェコ代表GKペトル・チェフや元ルーマニア代表のクリスティアン・キヴ氏が着用しているように、2000年代頃から本格的にヘッドギアの導入が検討されている。今後、サッカー界でもヘルメットの需要が増える可能性がありそうだ。

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