先制点を挙げたヘルタFWレッキー (中央)写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第5節が20日に行われ、日本代表MF原口元気の所属するヘルタ・ベルリンとレヴァークーゼンが対戦した。原口は5試合連続でベンチスタートとなった。
試合が動いたのは16分、ヘルタが先制に成功した。右サイドでパスを受けたマシュー・レッキーがペナルティエリア内に切り込んで左足を振り抜くと、シュートはゴール左隅に突き刺さった。
ヘルタはさらに24分、右サイドのミッチェル・ヴァイザーが意表を突くスローインをエリア内に送ると、走り込んだヴェダド・イビシェヴィッチがGKの目の前でトラップし、切り返してクロス。これを中央でフリーのサロモン・カルーが頭で無人のゴールに叩き込み、追加点を挙げた。
2点ビハインドで折り返したレヴァークーゼンは84分に反撃が実る。パナギオティス・レトソスからパスを受けたユリアン・ブラントが、エリア手前中央で右足を振り抜くと、シュートは相手DFに当たってコースが代わり、ゴール右隅に決まった。
1点差とされたヘルタは87分、カルーを下げて原口を送り出す。レヴァークーゼンは89分、レオン・ベイリーの落としを受けたドミニク・コールがエリア内中央から左足ダイレクトシュートを放つが、わずかにクロスバー上に外れた。
試合はこのままタイムアップを迎え、ヘルタが2-1で開幕戦以来4試合ぶりの白星を収めた。なお、原口は87分からプレーした。
ヘルタは次節、23日に敵地で日本代表FW武藤嘉紀の所属するマインツと対戦。レヴァークーゼンは24日に同代表DF酒井高徳の所属するハンブルガー・SVをホームに迎える。
【得点者】
1-0 16分 マシュー・レッキー(ヘルタ)
2-0 24分 サロモン・カルー(ヘルタ)
2-1 84分 ユリアン・ブラント(レヴァークーゼン)
By サッカーキング編集部
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