ブレーメン戦でベンチスタートだったミュラー [写真]=Bongarts/Getty Images
26日に行われたブンデスリーガ第2節ブレーメン戦で、バイエルンのドイツ代表FWトーマス・ミュラーは先発メンバーから外れた。試合後、同選手はカルロ・アンチェロッティ監督の選手起用法に対する不満を口にしていたようだ。27日付のドイツ紙『ビルト』が伝えている。
開幕戦となった第1節のレヴァークーゼン戦では先発出場したミュラーだが、ブレーメン戦ではケガから復帰したスペイン代表MFチアゴと入れ替わってベンチに回ることとなった。元フランス代表MFフランク・リベリーに代わって73分からピッチに立ったものの、少なすぎる出場時間に対する不満は収まらかった様子。ミュラーは試合後、「監督が何を求めているのかわからない。でも、どうやら自分の持ち味だと思っているものは全くテーマになっていないみたいだ」と起用法を批判した。
アンチェロッティ監督が大事な試合でミュラーを控えに回すことは、昨シーズンもたびたびあった。同選手は以前から、指揮官の起用法に対する不満を抱えていたのかもしれない。
ブンデスリーガは各国代表戦が組まれているため、今週は開催されない。ミュラーとしては中断期間中にドイツ代表でのプレーでアピールしたいところ。中断明けの9月9日に予定されている第3節のホッフェンハイム戦で再び先発の座を勝ち取れるのか、注目が集まる。
(記事/Footmedia)