終盤に途中出場した香川真司が試合後にインタビューに応じた [写真]=Bongrats/Getty mages
ブンデスリーガの開幕戦となったヴォルフスブルク戦で完勝を収めたドルトムント。試合終盤に途中出場した日本代表MF香川真司は「試合に出たい気持ちは強い」と出場機会確保へ巻き返しを誓った。
ドルトムントは19日にアウェイでヴォルフスブルクと対戦。アメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチらの活躍で3-0で快勝した一方、ベンチスタートとなった香川は86分からの出場にとどまった。
ケガから復帰したばかりの香川は試合後、負傷した肩の状態について語った。香川は「大丈夫です。試合に入ったら恐れはないというか、その気持ちでやってます」と話すと、「まあ順調に日々トレーニングしてますし、もう一日一日、継続してやっていくごとに、試合に入る状況で全力で行けると思います。その日数が増えれば増える分だけ自分自身の自信に繋がっていくし、それが肩もそうですし、トレーニングも。それを続けてやっていきたいなと思います」と語った。
続けてこの一週間で変化を問われると、「そんなには変わらないです(笑)。可動域自体はいきなり広がらないので、まだまだ広げていきながら。ただ試合とか練習はできる状態なので、そこは全く言い訳する気もないし、試合に出られる状況なので全く問題ないし」と話した。
短い出場ながら惜しいシーンもあった香川は「素晴らしいボールが来たから決めたかったけど、しょうがないです。いいボールでしたね」とコメント。反応が間に合わなかったか、という問いには「いや、いい反応したし、来ると思ってたので。だから前で触ればよかったけどキーパーも来てたから」と語った。
ケガで出遅れたことに関しては、「焦りは全くないですね。ただやはり試合に出たい気持ちは強いですし、今日も5分、10分くらいだったのでそこはフラストレーションが多少なりともありますけど。ただこれから長いシーズンだと思っているので全く時間は問題ないし、しっかりと継続して一歩一歩進んでいきたいなと思います」とレギュラー奪取へ意気込みを語った。
ドルトムントは次節、26日にホームで日本代表MF原口元気が所属するヘルタ・ベルリンと対戦する。