昨年11月から名門HSVのキャプテンを務める酒井高徳 [写真]=Bongarts/Getty Images
ハンブルガーSV(HSV)は9日、日本代表DF酒井高徳が昨シーズン途中に就任したキャプテンを新シーズンも引き続き務めることを発表した。なお副キャプテンとしては、メルギム・マフライとキリアコス・パパドプロスの両センターバックが脇を固める。ドイツ誌『kicker』日本語版が伝えた。
酒井はクラブ公式サイトを通じ、「僕にとって大変な名誉ですし、再びこれほど大きな、そして重要な役割を担うことができてとても嬉しく思っています。新シーズンはその期待にぜひ応えていきたいと思っています」と意気込みを語った。
また、「チームやメディアに対し、もっと自信と自主性を持たなければいけません。監督は、昨シーズンはよくやったと言ってくれました。ですが、より責任をもってやっていきたいです」とコメントしている。
酒井は、昨年11月20日に行われたホッフェンハイム戦にて、スイス代表DFヨハン・ジュルーに代わり、はじめてキャプテンマークをつけてプレー。昨シーズンはリーグ戦34試合中33試合に出場した。
両サイドバック、さらには中盤でもプレーして1得点2アシストをマーク。開幕から2分8敗と最下位に沈んでいたチームをリーダーとしてけん引。チームはその後の24試合で10勝6分8敗と気を吐き、名門クラブの初降格の危機から抜け出すことに成功した。
By kicker日本語版