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リベリー、途中交代の多さには不満も…指揮官を信頼「誠意のある人」

2017.07.20

リベリー(右)がアンチェロッティ監督(左)の起用法や信頼関係について語った [写真]=Getty Images for FC Bayern

 バイエルンに所属する元フランス代表MFフランク・リベリーが昨シーズンを振り返り、カルロ・アンチェロッティ監督の起用法について語った。19日付のドイツメディア『スポーツビルト』が伝えている。

 リベリーは「昨シーズンは良いシーズンだったと言えるよ。ケガをほとんどしなくて、タイトルも取れたからね」とコメント。ブラジル代表MFドウグラス・コスタとのレギュラー争いを制し、ブンデスリーガ22試合出場(先発は14試合)で5ゴール11アシストを記録した。アンチェロッティ監督は重要な試合では常にリベリーを先発起用。ただ一方で、総出場時間は1284分にとどまった。

 途中交代の多さについてリベリーは「個人的には100パーセント、幸せだったわけではないよ。途中交代というのはいつだって受け入れがたいものだ。それを好む選手はいないよ。もしも自分が良い状態にあるなら、90分間、ピッチに立っていたいといつも思っている」とも語っており、十分な出場時間を得られなかったことに不満を抱えていたことを明かしている。

 とはいえ、起用法をめぐる問題はアンチェロッティ監督との対話で解決したようだ。「このことについて、監督とオープンな議論ができたことは良かったよ。僕たちは何度も話し合った。監督は誠意のある人で、選手と良い関係を築くのがうまい」とリベリーは語っている。

 アンチェロッティ監督はリベリーがチームに欠かせない存在であり、良い状態を長く保つためにフル出場の機会を減らしていたと、丁寧に説明してくれたようだ。指揮官と揺るがない信頼関係を築きつつ、リベリーが新シーズンに臨む。

(記事/Footmedia)

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