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バイエルンのミュラー、不振からの再起を誓う「再び重要な存在に」

2017.06.27

2016-17シーズンのブンデスリーガでは5得点にとどまったミュラー [写真]=Getty Images

 バイエルン所属のドイツ代表MFトーマス・ミュラーが、23日付けのドイツ紙『ビルト』とのインタビューで新シーズンへ向けた意気込みを語っている。

 ミュラーは今月6日、半年ほど前から痛みがあったという右手親指の手術を受けた。現在はギプスを着用した状態での生活が続いているが、7月1日から始まるバイエルンのトレーニングには問題なく参加できる見通しであるという。

 ミュラーにとって2016-17シーズンは不本意な一年だったと言えるだろう。ブンデスリーガでは29試合に出場したものの、わずか5ゴールにとどまった。2015-16シーズンは20ゴールを挙げており、得点数が激減。持ち味であるゴール前での勝負強さと抜群の決定力を発揮することができなかった。

 チームはブンデスリーガ5連覇を果たしたが、ミュラーにとっては不完全燃焼のシーズンとなった。それだけに、新シーズンに向けて期するものがあるようだ。インタビューの中で同選手は「自分の役割は攻撃の部分でチームに貢献すること。トレーニングを通じて良い準備をして、チームに自分の強みを加えられるようにしたい。再び、チームにとって重要な存在になりたいんだ」と語り、巻き返しを誓っている。

 昨シーズン、苦しんだ要因の一つには不慣れな右ウイングでの起用が多かったことが挙げられるが、「コミュニケーションを取るのは大事だし、そういう場は必ずあると思う」として、カルロ・アンチェロッティ監督と起用法についても直接話し合うつもりであると語ったミュラー。新シーズンの活躍に期待したい。

(記事/Footmedia)

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