ドルトムントがオーバメヤンの移籍に“タイムリミット”を設定か [写真]=TF-Images/Getty Images
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントの幹部が、今夏の移籍市場における退団が噂されるガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンについて、“移籍容認期限”を設定したようだ。21日付のドイツメディア『スポーツビルト』が伝えている。
同メディアによると、ドルトムントの最高経営責任者(CEO)を務めるハンス・ヨアヒム・ヴァツケ氏、ディレクターのミヒャエル・ツォルク氏、そして新監督に就任したピーター・ボス氏の三者が協議し、スイスでのプレシーズン合宿がスタートする7月26日までに7000万ユーロ(約86億円)以上の移籍金を提示するクラブが現れなければ、今夏のオーバメヤンの移籍を認めないことを決めたという。
オーバメヤンを放出する可能性について、ヴァッケCEOは過去に「彼の高額な移籍金を支払えるクラブがあるのなら、我々はその話に耳を傾けるつもりだ」とコメント。条件次第で移籍を容認する考えを示していた。
しかし、ドルトムントが設定した移籍金が高額であることに加え、パリ・サンジェルマンや中国スーパーリーグ1部の天津権健が獲得を断念したという報道もある。移籍が有力と見られていたが、一転して残留する可能性も浮上している。
今回の報道が事実であるならば、同選手の去就問題は今後1カ月以内に決着する見込みだ。果たして、ドルトムントを納得させるようなオファーを提示するクラブは現れるだろうか。
(記事/Footmedia)