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香川所属のドルトムント、元Jリーガーのボス監督就任で合意間近に

2017.06.04

今シーズンからアヤックスを率いているボス監督 [写真]=UEFA via Getty Images

 日本代表MF香川真司の所属するドルトムントが、退任したトーマス・トゥヘル前監督の後任として、アヤックスを率いるピーター・ボス監督を招へいすることで合意に迫っているようだ。ドイツ紙『ビルト』が3日に報じた。

 ドルトムントはDFBポカール優勝から3日後の5月30日に、2シーズン指揮を執ったトゥヘル監督の退任を発表。後任候補はニースを率いるルシアン・ファヴレ監督が最有力と見られていたが、同クラブがドルトムントとの交渉を拒否したとも報じられていた。

 それでも、ドルトムントは別候補のボス監督と合意に迫っているという。ボス監督は昨夏、2019年6月30日までの3年契約でアヤックスの指揮官に就任。そのため、ドルトムントは500万ユーロ(約6億円)の移籍金を支払う準備をしており、年俸は400万ユーロ(約5億円)で、来週中には正式発表を行う予定だという。

 現在53歳のボス監督は現役時代にフィテッセやフェイエノールトなどで活躍し、1996年〜1998年までジェフユナイテッド千葉(所属当時は市原)でプレー。その後、一度は欧州に戻ったが、1999年に再び千葉に加入し、シーズン終了後に現役を引退していた。

 引退後は指導者に転身し、オランダ国内で数クラブを指揮。ヘラクレスではFW平山相太(現ベガルタ仙台)、フィテッセではFWハーフナー・マイク(現ADOデン・ハーグ)を指導している。2016年1月からイスラエルのマッカビ・テルアビブで指揮したのち、同5月にアヤックスの指揮官に就任。19歳のデンマーク代表FWカスパー・ドルベルグや17歳のオランダ代表DFマタイス・デ・リフトなど若手を積極起用し、1年目でエールディヴィジ2位、ヨーロッパリーグ準優勝に導いた。

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