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香川所属のドルトムントがトゥヘル監督の退任を発表…ドイツ杯優勝から3日後

2017.05.30

先日ドルトムントをドイツ杯優勝に導いたトーマス・トゥヘル監督 [写真]=Getty Images

 ドルトムントは30日、トーマス・トゥヘル監督の退任を発表した。

 ドルトムントはDFBポカール優勝3日後の同日、トゥヘル監督を解任した。前ユルゲン・クルップ監督から同チームを引き継ぎ、低迷していたチームを昨シーズン2位に引き上げ、今シーズンも3位に導いたトゥヘル監督だが、タイトルは2年間で直近のドイツ杯優勝だけだった。クラブとの契約はあと1年残っていたが、クラブのハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEO(最高経営責任者)との関係が緊迫していることが明らかになり、彼の任期が短くなってしまったようだ。

 トゥヘル監督は、同日、新しく作成した自身のTwitterアカウントで「私は、美しく、多忙でエキサイティングな2年間に感謝しています。続けられないことは残念です」と退任を報告した。また「ファン、チーム、スタッフ、そして私たちを支えてくれたすべての人に感謝しています。皆様のご健闘を祈っております」とツイートし、感謝の言葉を添えた。

2年前からチームを立て直したトゥヘル監督 [写真]=Getty Images

 ドルトムント側は「トーマス・トゥヘル監督のドルトムント退団が決まりました。これはCEO、スポーツディレクター、トゥヘル監督との話し合いの結果です。先日、ドイツ杯で優勝に導いたトゥヘル監督とコーチングスタッフに感謝したいです。トゥヘル監督の未来が最高のものになると願っています。」と声明を発表した。また、ドルトムントは、解任の原因が決してCEOとトゥヘル監督の意見の不一致だけではないという事実を強調した。

 イギリス紙『デイリー・メール』によると、トゥヘル監督は、ブンデスリーガでの1試合の勝ち点平均が2ポイント以上で、ドルトムントの歴史で最も優れた監督の1人だったという。また、 107試合のうち69試合に勝利し、昨シーズンはバイエルンミュンヘンに次ぐ2位、今シーズンは3位で終えた。

 ドルトムントはトゥヘル監督の後継者探しを開始する予定で、ニースのリュシアン・ファーヴル監督がリストアップされているようだ

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