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「色々な葛藤があった1年」…香川が今季を総括「優勝後ははしゃいじゃいました」

2017.05.29

優勝パレードを楽しむ香川真司 [写真]=Bongarts/Getty Images

 ドルトムントに所属する日本代表MF香川真司が29日、自身のブログ(http://ameblo.jp/shinji-kagawa0317/)を更新し、今シーズンを振り返った。

 香川は27日に行われたDFBポカール決勝のフランクフルト戦にフル出場し、ドルトムントの5年ぶりのタイトル獲得に貢献した。2日後に「決戦を終えて」のブログタイトルで、「苦しい試合ではありましたが、勝利して優勝する事ができました」と改めて報告。「チーム事情もあり、自分の役割を考え、尚且つ自分の良い部分の特徴をどう活かす事ができるか? なんとなく、この数年を物語るような戦い甲斐のある試合でした」とシーズン最終戦を振り返った。

 今シーズン、香川はブンデスリーガ21試合に出場、そのうち先発は13試合のみで、1ゴール6アシストにとどまった。さらに4月には、香川も乗っていたチームバスが爆発の被害に遭い、メンタル面で大きな影響を与える事件も起きていた。

「悩む事も多々あり、色々な葛藤が自分の中であったこの1年」という香川だが、それだけに「色々と厳しい時期もありましたが、最後にこの決勝に出場する事ができ、優勝できた事を誇りに思います」と最高の形でシーズンを締めくくることができた喜びをつづった。

「この最高のチームメイト、スタッフ、サポーターの皆さんと優勝を獲得できた事が本当にうれしい!! このシーズン、正直苦しかったけど。本当に自分にとって大事であり、充実したシーズンでした。だからこそ。優勝後はちょっとはしゃいじゃいました。ちょっとじゃないか? 許してくださいね」

 ドルトムントは28日に地元で優勝パレードを行った。香川も自身の言葉どおり、駆けつけたサポーターとともに大いに楽しんでいた。

 それでも、「はしゃぐのはもう終わり。大事な代表戦があります」と早くも切り換え。「帰国後数日はお休みを頂けたので、体を休めたり、自分のやりたい事をしたり。トレーニングをしながら、調整をしたいと思います。(6月)1日から代表には合流しますので」と休暇後の日本代表合流を見据えた。

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