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フル出場で“ポカール獲得に貢献”の香川に合格点…地元紙「非常に目立つ動き」

2017.05.28

今シーズンをタイトル獲得で締めくくった香川真司 [写真]=Getty Images

 DFBポカール決勝が27日に行われ、日本代表MF香川真司の所属するドルトムントがMF長谷部誠所属のフランクフルトに2-1で勝利し、5シーズンぶり4度目の大会制覇を果たした。香川は先発フル出場、長谷部は負傷によりメンバー外だった。

 ドルトムントは今シーズン最後の公式戦をタイトル獲得で締めくくったが、香川に対する地元紙の評価は分かれた。

『Westdeutche Allgemeine Zeitung』は、先制点のフランス代表MFウスマン・デンベレ、PKで決勝ゴールを奪ったガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンら5人に「2」点と全体的に高評価となり、香川は「2.5」点だった。(ドイツ紙の採点は最高1点、最低6点)

 寸評では、「非常に目立つ動きで、ドルトムントでの2度目のポカール獲得に貢献。相当な運動量をこなしていた。2-1の勝ち越しをわずかに逃した53分のシュートシーンは、ツキがなかった」と、ポジティブな見解が並んだ。

 一方、『Ruhr Nachrichten』紙は、ドイツ代表DFマティアス・ギンター、ギリシャ代表DFソクラティス・パパスタソプーロスの「4」点に次ぐ低評価となる「3.5」点がついた。

 ただ、寸評は「素晴らしいドリブラーは、ここ最近は飛び抜けた好調ぶりだったが、決勝ではその調子を発揮できず。前半は消えてしまうことも多く、早々の先制点(8分)にもかかわらずチームの攻撃が停滞する要因となった。後半は存在感も増し、ペナルティエリアに顔を出すこともあった」と記され、高い期待値もあっての辛口採点だったことがうかがえる。

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