マインツの指揮官退任が決まったシュミット氏 [写真]=Bongarts/Getty Images
FW武藤嘉紀が所属するマインツは22日、マルティン・シュミット監督との契約を双方合意のもとで解消したことをクラブ公式サイトで発表した。
現在50歳のシュミット氏は、2010年にマインツのU-23チームの監督に就任。2015年2月にカスパー・ヒュルマンド前監督の解任に伴い、トップチームの指揮官に昇格していた。今シーズンは残留争いを強いられ、最終節でケルンに敗れたものの、得失点差により15位で終わりギリギリの残留を決めていた。
スポーツ・ディレクター(SD)を務めるルーヴェン・シュレーダー氏は、「日曜日(21日)にマルティン・シュミットと率直で誠実な話し合いを行った結果、友好的に双方合意の契約解除に至りました。契約が終わる2018年まで続けることは将来性を欠くと判断し、さらに今シーズンの分析結果により、この決断を下しました。マルティン・シュミットもこの決断に同意しています」と説明した。
なお、後任は未定だが、ドイツ誌『kicker』によると、同クラブのU-23チームを率いるサンドロ・シュヴァルツ監督が候補に挙がっているようだ。シュレーダー氏は「後任の問題をはやく解決したいと思っているが、外部からの影響は受けない。重要な決断は一貫性を持ち、冷静に下すべきことを、今シーズンに学んでいる」とコメントしている。
By サッカーキング編集部
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