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マルチな大迫に高評価…ケルンをEL出場へ導く活躍に「ずば抜けていた」

2017.05.21

最終節で“ずば抜けた”活躍を披露した大迫勇也 [写真]=Bongarts/Getty Images

 ブンデスリーガ最終節が20日にドイツ各地で行われ、日本代表FW大迫勇也所属の7位ケルンは、FW武藤嘉紀所属の13位マインツとホームで対戦。2-0で勝利し、ともに敗れた5位ヘルタ・ベルリンと6位フライブルクを抜いて5位に滑り込み、来シーズンの欧ヨーロッパリーグ出場権を獲得した。一方、マインツは15位に後退したものの、ほぼ決まっていた残留を確定させた。

 ケルンの勝利の立役者となったのが、4試合ぶりにスタメン出場した大迫だった。43分に左サイドからのスローインをヘディングでつないでドイツ代表DFヨナス・ヘクターの先制点をアシストすると、87分には勝負を決定づける今シーズン7点目でダメを押し、チームを四半世紀ぶりに欧州の舞台に導いた。

 地元紙『Koelner Stadt-Anzeiger』は、「ずば抜けていたハインツと大迫」との見出しで試合後の採点と寸評を掲載。ドイツ人DFドミニク・ハインツに「1」、大迫に「1.5」をつけた。(ドイツ紙の採点は最高1点、最低6点)

 寸評では「幾度となくボールを前線に運ぶと、いわゆる“キラーパス”で数多くのチャンスを作った。いくつかの判断ミスもあったが、後頭部でヘクターの先制点をアシストすると、自ら試合を決めるゴールを奪った」と、チャンスメーク、アシスト、ゴールと、攻撃のあらゆる面で申し分なかったと称えた。

 一方、『EXPRESS』紙はタブロイド紙らしく、「ケルンのヒーロ達には、この点数の価値がある」との見出しのもと、全員に「1」をふるまうご祝儀採点。

 大迫の寸評は、「何度かチャンスもあり、好機につながる攻撃もあった」と、チャンスに多く絡んでいたことを評価した。

By サッカーキング編集部

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