FOLLOW US

ブンデス1部史上初の女性主審が誕生へ「ずっと夢に描いていたこと」

2017.05.20

“1部昇格”が決まったシュタインハウス審判員 [写真]=Bongarts/Getty Images

 ブンデスリーガ史上初となる快挙だ。DFB(ドイツサッカー連盟)は来シーズンから新たに4人の審判員がブンデスリーガ1部で主審を務めることを決定。そのなかに、女性審判員として初選出となるビビアナ・シュタインハウス審判員の名前もあった。ドイツ誌『kicker』日本語版が伝えた。

 連絡があった際には「言葉が出なかった」と振り返ったシュタインハウス審判員は、DFB公式サイトのインタビューで「私がずっと夢に描いていたことでした。それがこれから実現することになる。もちろんとても嬉しいです」と語っている。

 普段は警察官として勤務し、これまでブンデス1部では第4審判員を務めていたシュタインハウス審判員。過去には世界最優秀審判員に2回、ドイツ年間最優秀女性審判員に5回輝いた。

 なお、ブンデス2部では2007年以降、80試合で主審を務めており、2011年と2015年の女子ワールドカップ、さらに2012年のロンドン・オリンピックでも試合をさばき、今年6月1日に行われる女子チャンピオンズリーグ決勝でも笛を吹くことが決まっている。

 なお、シュタインハウス審判員のほか、マルティン・ペテルセン審判員、スウェン・ヤブロンスキ審判員、ソーレン・シュトルク審判員がそれぞれ昇格。その一方でヴォルフガング・シュタルク審判員、ギュンター・パール審判員、そしてヨッヘン・ドレース審判員が定年退職となり、来シーズンからブンデス1部での審判員リストは23名から24名に増えることが決まった。

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO