今シーズンのリーグ戦で29得点を挙げているオーバメヤン [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
ドルトムントのガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンに対し、中国スーパーリーグの天津権健から破格のオファーが届いたようだ。フランス紙『レキップ』の報道を引用し、ドイツ誌『kicker』が報じている。
『レキップ』をはじめとするフランスのメディアが伝えたところによれば、オーバメヤンに対して年俸5000万ユーロ(約62億円)にも上るオファーが提示された模様。ただし移籍成立のためには、2020年まで契約を残すドルトムントとの間で合意に達する必要がある。移籍金については、おそらく8000万ユーロ(約99億円)と見られているようだ。
これまでにも天津権健は巨額の資金を投じ、日本代表FW大迫勇也とコンビを組むケルンのフランス人FWアンソニー・モデストや、チェルシーのスペイン代表FWジエゴ・コスタらの獲得も目指していることが伝えられている。
また同フランス紙では、オーバメヤンに対してマンチェスター・Uも関心を抱いていると報道。パリ・サンジェルマンが注目しているとの噂も浮上している。移籍について同選手は以前「まだなんとも言えない。今はドルトムントと残りの試合に集中している。まだリーグ戦とDFBポカール決勝が残っているんだ。3位をキープし、ポカールで優勝できることを願っているよ」との考えを示していた。
オーバメヤンは2013年にドルトムントに加入。これまで公式戦187試合に出場し、117得点を挙げるなど、大きくチームに貢献している。今シーズンはここまでのブンデスリーガで29得点をマークし、得点ランク2位につけている。
By kicker日本語版