レヴァークーゼンとケルンの“ライン・ダービー”はドローに終わった [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第33節が13日に行われ、レヴァークーゼンと日本代表FW大迫勇也所属のケルンが対戦した。大迫はベンチスタートとなった。
試合は立ち上がりからホームのレヴァークーゼンが攻勢に出たが、チャンスを決め切ることができない。すると14分、ケルンがワンチャンスをものにする。ペナルティエリア手前中央でマイナスのパスを受けたミロシュ・ヨイッチがミドルシュートを放つと、DFに当たってコースが変わったボールがゴール左下に吸い込まれた。
先制を許したレヴァークーゼンは37分、右からのクロスにシュテファン・キースリンクがヘディングで合わせたが、シュートは惜しくも右ポストを叩いた。その後も攻め続けたレヴァークーゼンだがゴールを奪うことはできず、前半はケルンの1点リードで折り返す。
ケルンはハーフタイムに選手交代を行い、シモン・ツォラーに代えて大迫を投入。大迫は3試合ぶりの出場となった。そのケルンは49分、ハーフウェイライン付近からドリブルを仕掛けたルーカス・クルンターがそのままエリア内右まで侵入。ここから右足のシュートを流し込み、貴重な追加点となった。
2点目を奪われたレヴァークーゼンは60分、左サイド深い位置からのクロスにゴール前のキースリンクがダイビングヘッドで合わせ、1点を返す。さらに71分、再び左から仕掛けると、カイ・ハフェルツが左足で上げたクロスをニアサイドのヨエル・ポーヤンパロが頭で叩き込み、試合を振り出しに戻した。
終盤はレヴァークーゼンが逆転を目指して攻め続けたが、試合はこのままタイムアップ。“ライン・ダービー”は2-2の引き分けに終わった。
次節、レヴァークーゼンは20日にアウェイで日本代表MF原口元気所属のヘルタ・ベルリンと、ケルンは同日にホームでFW武藤嘉紀所属のマインツと対戦する。
【得点者】
0-1 14分 ミロシュ・ヨイッチ(ケルン)
0-2 49分 ルーカス・クルンター(ケルン)
1-2 60分 シュテファン・キースリンク(レヴァークーゼン)
2-2 71分 ヨエル・ポーヤンパロ(レヴァークーゼン)
By サッカーキング編集部
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