HSV戦に先発出場したマインツFW武藤嘉紀 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第32節が7日に行われ、日本代表DF酒井高徳が所属するハンブルガーSV(HSV)とFW武藤嘉紀の所属するマインツが対戦した。酒井は6試合連続の先発で左サイドバック、武藤は5試合連続の先発でトップに入り、日本人対決が実現した。
ともに勝ち点「33」で残留争い真っ只中の両チーム。得失点差でマインツが残留圏内の15位、HSVが昇降格プレーオフ圏内の16位と、紙一重の争いとなっている。
最初のチャンスはアウェイのマインツ。6分、ジョン・コルドバがペナルティエリア手前中央で、胸トラップから右足ボレーシュートを放つが、相手GKにセーブされる。そのこぼれ球に武藤がいち早く詰めるが、左足シュートは再び相手GKの好セーブに阻まれた。その後は両者の攻防が続くが、スコアは動かないまま前半を折り返す。
後半に入っても両チームともゴールが遠く、膠着状態が続く。HSVは73分、フィリップ・コスティッチがエリア手前からシュートを放つと、エリア内の相手DFジュリオ・ドナーティの腕に当たったと思われたが、主審からPKは与えられなかった。マインツは78分、コルドバがエリア内左からシュートを放つが、相手GKにセーブされる。81分にはエリア手前からのFKで、ジャン・フィリップ・グバミンが直接狙うが、シュートは枠の左に外れた。
試合はこのままスコアレスドローで終了。HSVとマインツは勝ち点1を分け合った。なお、武藤は87分で途中交代となり、酒井はフル出場している。
HSVは次節、13日にアウェイでDF内田篤人が所属するシャルケと対戦。マインツは同日に、日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトをホームに迎える。
By サッカーキング編集部
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