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ドルトムント、猛攻実らずケルンとドロー…香川は先発で好機演出、大迫は欠場

2017.04.30

ロイスがネットを揺らすがオフサイドの判定となった [写真]=Bongarts/Getty Images

 ブンデスリーガ第31節が29日に行われ、日本代表MF香川真司の所属するドルトムントと同代表FW大迫勇也の所属するケルンが対戦した。香川はトップ下で公式戦3試合ぶりの先発出場。大迫は扁桃腺炎によりメンバー外となった。

 26日のDFBポカール準決勝で宿敵バイエルンを撃破したドルトムント。その勢いのまま今節はホームでリーグ戦3連勝を目指す。一方のケルンは3試合白星から遠ざかっており、ヨーロッパリーグ出場権獲得に望みをつなぐためにも、勝ち点3を収めたいところ。

 試合は立ち上がりからドルトムントが主導権を握る。14分、エリア内左に抜け出した香川の折り返しを、ピエール・エメリク・オーバメヤンが右足で合わせてゴールネットを揺らす。だが、香川のオフサイドをとられ、ゴールは認められなかった。27分には、オーバメヤンがスピードに乗ってエリア内左へ突破し、マイナスの折り返し。中央に走り込んだマルコ・ロイスが右足で合わせるが、シュートはクロスバー上に外れた。

 一方のケルンは29分、ミロシュ・ヨイッチがエリア内右に抜け出してフリーで右足シュート。32分にはレオナルド・ビッテンコートがエリア内左からシュートを放つが、いずれも枠を捉えられなかった。

 ドルトムントは34分、香川のスルーパスに反応したロイスがエリア内中央でシュートを放つが、相手GKにブロックされる。こぼれ球にゴンサロ・カストロが頭で合わせ、ゴール前のロイスが触ってネットを揺らすが、これもオフサイドの判定でノーゴールとなった。

 後半に入って50分、ドルトムントは香川のパスを受けたマルセル・シュメルツァーが、エリア手前左から強烈なミドルシュートで狙うが、相手GKの好セーブに阻まれる。65分にはエリア内中央に走り込んだ香川が、右サイドからの折り返しを右足ダイレクトで合わせるが、シュートは枠の上に外れた。

 ドルトムントは直後の66分、ロイスと香川を下げて、ウスマン・デンベレとラファエル・ゲレイロをピッチに送り出す。その後も猛攻を続けたが、それでもゴールは遠い。後半アディショナルタイム2分には、途中出場のウカシュ・ピシュチェクのロングボールから、ゲレイロがエリア内左でヘディングシュート。しかしこれも相手GKの好セーブに阻まれた。

 試合はこのままスコアレスで終了。ドルトムントは連勝が2で止まり、ケルンは4試合未勝利となった。なお、香川は66分までプレーした。

 ドルトムントは次節、5月6日にホームでホッフェンハイムと対戦。ケルンは同5日にブレーメンをホームに迎える。

【スコア】
ドルトムント 0-0 ケルン

By サッカーキング編集部

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