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有終の美へ…バイエルンDFラーム「キャリアの最後を決勝の舞台で」

2017.04.25

今シーズン限りでの現役引退を表明しているラーム [写真]=Getty Images for FC Bayern

 バイエルンの元ドイツ代表DFフィリップ・ラームがはじめてDFBポカール決勝の舞台に立ったのは、今から11年前の4月の終わり。まだ肌寒い土曜日の夜の試合だった。

 左サイドバックとして出場した当時22歳の若手DFは、力強いパフォーマンスを披露し、チームもペルー代表FWクラウディオ・ピサーロのゴールにより優勝を果たした。

 それから11年が経ち、26日に行われるドルトムントとの準決勝で勝利できれば、ラームの現役最後の舞台がそのポカール決勝の舞台ということになる。ドイツ誌『kicker』日本語版が伝えた。

「キャリアの最後が決勝戦なんて素晴らしいことさ。これまでポカール決勝の地に何度も立ったけれど、あそこの雰囲気は素晴らしいしね、ぜひ進出したいと思っているよ。タイトルを獲得することは決して容易なことではないんだ」とラーム。

「まだセンチメンタルな気持ちになるものではないよ」

 なお、引き分けに終わった22日のブンデスリーガ第30節マインツ戦では、「うまくいかないところもあった」バイエルンだが、「今回のドルトムント戦は準決勝。これで刺激をうけないならサッカー選手じゃない」とラームはコメント。そのドルトムントとは、直近4試合で3勝をマークしている。

 しかしバイエルンは、ここのところ負傷者が相次いでおり、「決していい状況ではない」とラーム。それでも「負傷している4選手については、水曜日にみんないけるんじゃないかな」と、大一番に向けて期待を寄せた。

By サッカーキング編集部

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