ゴールを喜ぶイビシェヴィッチ(左) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第30節が22日に行われ、日本代表FW原口元気所属のヘルタ・ベルリンと、ヴォルフスブルクが対戦した。原口はベンチスタートとなった。
立ち上がりはヴォルフスブルクが試合の主導権を握ったが、マリオ・ゴメスが決定機を逸するなど先制するには至らない。対するヘルタ・ベルリンも前半終了間際にはシュートチャンスを作ったが、ゴールを割ることはできなかった。
試合が動いたのは59分。ヘルタ・ベルリンがショートカウンターを仕掛け、右サイドのアレクサンダー・エッスヴァインがクロスを上げる。このボールにヴェダド・イビシェヴィッチがヘディングで合わせると、一度はGKに弾かれたものの、こぼれ球をイビシェヴィッチが自ら頭で押し込み、先制点が決まった。
追いかけるヴォルフスブルクは66分、敵陣中央からのFKがペナルティエリア内にこぼれると、M・ゴメスが左足のボレーで狙ったが、シュートは惜しくもクロスバーを直撃した。
逃げ切りを図るヘルタ・ベルリンは後半アディショナルタイム3分にエッスヴァインを下げて原口を投入。このままタイムアップを迎え、ヘルタ・ベルリンが1-0でヴォルフスブルクを下した。
次節、ヘルタ・ベルリンは29日にアウェイでブレーメンと、ヴォルフスブルクは同日にホームでバイエルンと対戦する。
【得点者】
1-0 59分 ヴェダド・イビシェヴィッチ(ヘルタ・ベルリン)