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マインツ武藤は“ゴールに値するパフォーマンス”…孤軍奮闘の酒井も高評価

2017.04.17

ヘルタ・ベルリン戦にフル出場したマインツFW武藤嘉紀 [写真]=Bongarts/Getty Images

 ブンデスリーガ第29節が14日から16日にかけてドイツ各地で行われ、15日の試合では、FW武藤嘉紀所属のマインツが日本代表FW原口元気所属のヘルタ・ベルリンと対戦。マインツがオウンゴールによる1点を守り切って連敗を5で止めた。

 2トップの一角で先発した武藤はフル出場、右MFで先発の原口は60分までプレーした。

 武藤はゴールこそ挙げられなかったものの、残留に向けて貴重な勝ち点3獲得に貢献。地元紙『Allgemeine Zeitung』は試合後の採点でほか6選手とともに最高評価となる「2」をつけた。(ドイツ紙の採点は最高1点、最低6点)

 寸評でも「根気よく、せっせと動き回っていた。ポジショニングも上手く、いいアクションも多かった。ゴールの報いがあってもよかった」と、ゴールに値するパフォーマンスだったとした。

 一方の原口は、スポーツサイト『Sportal.de』の採点で「4」がつく低い評価となった。

 寸評では、「(アレクサンダー)エッスヴァインを差し置いての起用となったが、特に前半は監督の期待に応えることができなかった。ほぼ守備に専念となったが、(右サイドバックのペテル)ペカリークを1人にしてしまい、2人相手に守らせてしまう場面も多かった。後半に入ると少し積極的になったが、60分でベンチに退いた」と、スタメン起用も結果が出せず、守備でも味方と連係が取れていなかったことを指摘した。

 日本代表DF酒井高徳が主将を務めるハンブルガーSVは16日にブレーメンとの“ノルト・ダービー”に臨んだが、1-2で逆転負け。ボランチで先発した酒井はフル出場した。
 
『Hamburger Morgenpost』の試合後採点は、6人に最低点「5」がつく手厳しいものとなったが、酒井にはGKクリスティアン・マテニアとともにチーム単独最高点となる「3.5」が与えられた。

 寸評では、「ハンブルガーSVでいつも通りのプレーができた数少ない選手。キャプテンには戦う姿勢と気持ちが出ていた」と、フィールドプレーヤーで孤軍奮闘した酒井を称えた。

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