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香川はフル出場も2戦連発ならず…ドルトムント、ロイス復活弾など3発快勝

2017.04.16

ソクラティスの勝ち越しゴールを喜ぶドルトムントの選手たち [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images

 ブンデスリーガ第29節が15日に行われ、日本代表MF香川真司の所属するドルトムントと同代表MF長谷部誠の所属するフランクフルトが対戦した。香川はトップ下で先発出場。長谷部は負傷によりメンバー外となった。

 試合は開始3分、負傷離脱していたマルコ・ロイスがリーグ戦6試合ぶりの出場でさっそく復帰弾を決めた。クリスティアン・プリシッチがピエール・エメリク・オーバメヤンとのワンツーでペナルティエリア内右に突破し、マイナスの折り返し。ゴール前ニアサイドに走り込んだロイスが、右足ヒールで流し込んで先制点を奪った。

 先制したドルトムントは19分、香川がエリア手前でボールを受けると、ワントラップで相手DFをかわし、エリア内左に進入。もう1人かわして左足シュートを放つが、相手GKルーカス・フラデツキーにセーブされた。その後はフランクフルトに反撃を許す。

 フランクフルトは22分、左サイドからのクロスにミヤト・ガチノヴィッチが左足ボレーを放つが、相手GKロマン・ビュルキの好セーブに阻まれた。すると29分、エリア手前左でパスを受けたマルコ・ファビアンが余裕を持って右足を振り抜くと、シュートはブロックに入ったヌリ・シャヒンに軽く当たるが、ゴール右上隅に突き刺さり同点に追い付いた。

 だが、ドルトムントは35分、DFソクラティス・パパスタソプーロスが持ち上がり、エリア手前右で相手をかわして右足を一閃。豪快なミドルシュートがゴール左上隅に決まり、前半の内に勝ち越しに成功した。

 1点リードで折り返したドルトムントは、ロイスとスヴェン・ベンダーを下げてウスマン・デンベレとマティアス・ギンターを投入し、後半を迎えた。フランクフルトは56分、アンデルソンを下げてアンテ・レビッチを投入。攻勢に出るもののゴールは遠い。

 ドルトムントは77分、ユリアン・ヴァイグルを下げてゴンサロ・カストロをピッチに送る。79分には左サイドのマルセル・シュメルツァーからのクロスに、ゴール前へ走り込んだオーバメヤンが合わせるが、シュートは枠の上に外れた。

 なかなか追加点を決めきれなかったドルトムントだが、86分にカウンターから試合を決定付ける。シャヒンからのロングパスを受けたデンベレが左サイドを持ち上がり、相手3人を引きつけてエリア手前で横パス。そこに走り込んでいたオーバメヤンがGKとの1対1を冷静に右足で沈めて追加点を奪った。

 試合はこのままタイムアップを迎え、ドルトムントが3-1で2試合ぶりの勝利。敗れたフランクフルトは10試合白星から遠ざかる結果となった。なお、香川はフル出場で奮闘したものの、チャンスを生かせず公式戦2試合連続ゴールとはならなかった。

 ドルトムントは次戦、19日にチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグでモナコとのアウェイゲームに臨む。フランクフルトは22日のリーグ第30節で日本代表FW宇佐美貴史の所属するアウクスブルクをホームに迎える。

【スコア】
ドルトムント 3-1 フランクフルト

【得点者】
1-0 3分 マルコ・ロイス(ドルトムント
1-1 29分 マルコ・ファビアン(フランクフルト
2-1 34分 ソクラティス・パパスタソプーロス(ドルトムント
3-1 86分 ピエール・エメリク・オーバメヤン(ドルトムント

By サッカーキング編集部

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