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オーバメヤン、マスクのゴールパフォが問題に…約600万円の罰金処分か

2017.04.03

マスクを被るゴールパフォーマンスを披露したオーバメヤン [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images

 ドルトムントに所属するガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンのゴールパフォーマンスが問題となっている。

 オーバメヤンは1日に行われたブンデスリーガ第26節、シャルケとの“ルール・ダービー”で日本代表MF香川真司のアシストから先制点をマーク。直後に、ヒーローのようなマスクを被るゴールパフォーマンスを披露していた。だが、このマスクは同選手が契約しているナイキのプロモーションに使われているもので、プーマと契約するドルトムントで大きな問題となっているようだ。

Be your own hero! live your dreams! With my own mask i did 🎭⚡️#AubaMan #themaskedfinisher #aubameyang #pea17 #smileyface ⚡️

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 2日のドイツ紙『Revier Sport』によると、オーバメヤンのゴールパフォーマンスについて、ハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEO(最高経営責任者)は「オーバメヤン自身に対しては怒っていない。彼はあのパフォーマンスが格好良いと思って始めたのだから。むしろ、彼は自身が契約しているナイキのキャンペーンに使われてしまった。我々のスポンサーはプーマであって、ナイキと関係をこじらせるのは良いことではない。ナイキは今週中に、我々と話し合う必要がある」とコメント。

 同日、ドイツ紙『ビルト』はさらに詳細を伝えている。プーマは現在、スポンサーとしてドルトムントの株の5パーセントを保有している株主でもある。プーマ側は広報を通じて「我々の選手がこのような状況に関与してしまっていることに驚いている。ドルトムントがこの一件に関してきっちりとした対処を行うことを信じている」との声明を発表している。

 同紙によれば、この一件でオーバメヤンに5万ユーロ(約594万円)の罰金が課せられ、今後同じような問題が起こればこの金額はさらに跳ね上がるという。とはいえ、この罰金はおそらくナイキが肩代わりすることになると予測されている。4日に行われるブンデスリーガ第27節のハンブルガーSV戦後、同選手は首脳陣たちとの話し合いの場が設けられ、処分が正式に下される予定だという。

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