昨シーズン途中からホッフェンハイムを率いるナーゲルスマン監督 [写真]=Getty Images
バイエルンのウリ・ヘーネス会長が、20日にドイツサッカー連盟監督賞を受賞したホッフェンハイムのユリアン・ナーゲルスマン監督を次期指揮官候補の一人として注目していることをドイツメディア『SPORT1』のインタビューに応じた際に認めた。
28歳の若さで昨シーズン途中からホッフェンハイムの指揮を執ることになったナーゲルスマン監督だが、実はバイエルンとの関係については浅からぬものがある。というのも、2015年に当時ホッフェンハイムのユースチームを指揮していたナーゲルスマン監督にバイエルンがユースチームの監督就任のオファーを出していたことはドイツの各メディアですでに報じられていて、ヘーネス会長もオファーの存在を認めている。
もっともこの時はホッフェンハイムのディトマール・ホップ会長がオファーを断固拒否したために成立しなかったが、インタビューの中でナーゲルスマン監督の話が出た際にヘーネス会長は、「彼は次期監督候補として確実に名前が挙がってくる指導者の1人だ」とコメントし、現在29歳のナーゲルスマン監督に対する評価が依然として高いことを明らかにした。
「アンチェロッティ監督の仕事ぶりにはとても満足している」と現監督への配慮も忘れなかったヘーネス会長だが、近い将来ナーゲルスマン監督がバイエルンにやって来て、30代前半の青年指揮官が王者バイエルンを率いる可能性も十分にありそうだ。
(記事/Footmedia)
By Footmedia