決勝ゴールを決めたハンブルガーSVのエクダル [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第23節が5日に行われ、日本代表DF酒井高徳所属のハンブルガーSVと、同FW原口元気所属のヘルタ・ベルリンが対戦した。酒井はベンチスタート、原口は右サイドで先発出場した。
前半は互いに高い位置から積極的にプレスを掛け合う展開となり、スコアレスのままハーフタイムを迎えた。
後半に入り62分、ヘルタ・ベルリンは原口のチャンスメイクからサロモン・カルーがシュートを放ったが、うまくミートすることができずGKにキャッチされてしまった。対するハンブルガーSVは65分、左からのクロスがエリア内にこぼれると、これをニコライ・ミュラーが右足ボレーで狙ったが、ここはGKの正面に飛んだ。
ハンブルガーSVは73分、ワラシに代えて酒井をピッチへ送り出した。すると77分、高い位置でのボール奪取から攻撃につなげたハンブルガーSVは、右からの折り返しをエリア内中央のアルビン・エクダルが右足ダイレクトで合わせ、待望の先制ゴールが決まった。
追いかける展開となったヘルタ・ベルリンは84分、原口を下げてアレクサンダー・エッスヴァインを投入した。しかし残り時間で同点ゴールを奪うことはできず、試合はこのまま1-0で終了。ハンブルガーSVが3試合ぶりの白星を挙げた。なお、先発の原口は84分まで、ベンチスタートだった酒井は73分から試合終了までプレーした。
次節、ハンブルガーSVはボルシアMGと、ヘルタ・ベルリンは日本代表MF香川真司所属のドルトムントと、それぞれホームで対戦する。
【得点者】
1-0 77分 アルビン・エクダル(ハンブルガーSV)