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今季5点目の大迫、快勝に貢献の原口に上々の評価…独メディア採点

2017.02.28

原口と大迫(左上、下)に上々の評価、惨敗のHSV酒井高(右下)には厳しい採点がついた [写真]=Bongarts/Getty Images

 ブンデスリーガ第22節は24日から26日にかけて各地で行われた。24日には、ヘルタ・ベルリンのFW原口元気とフランクフルトのMF長谷部誠による“日本代表対決”が実現。ヘルタ・ベルリンが2-0で勝利を収めた。原口は4試合連続、長谷部は15試合連続で先発メンバーに名を連ね、ともにフル出場した。

 長谷部は同試合でブンデスリーガ通算出場試合数を「234」とし、元日本代表の奥寺康彦氏の持つ日本人選手のブンデスリーガ最多出場記録に並んでいる。現地メディアの採点では、試合結果を反映して原口には合格点がついたが、長谷部は低評価となった。

 日本代表FW大迫勇也が所属するケルンはライプツィヒで1-3と敗戦。フル出場の大迫は2点を追う53分に今シーズン5得点目を挙げたが、試合の流れを変えることはできなかった。FW武藤嘉紀はレヴァークーゼンとのアウェーゲームで3試合ぶりに先発出場し、試合終了間際までプレー。チームも2-0で勝利を収めた。

 また、日本代表DF酒井高徳がキャプテンを務めるハンブルガーSVはバイエルンとのアウェーゲームに臨み、0-8と惨敗。地元紙『Hamburger Morgenpost』の試合後採点は、元ドイツ代表GKレネ・アドラーとブラジル代表DFドウグラス・サントス以外は全員6点という大荒れになり、酒井にも「6」がついた(ドイツメディアの採点は最高1点、最低6点)。

 各選手の採点と寸評は以下の通り。

大迫勇也
対ライプツィヒ(1-3●)フル出場
『Koelner Stadt-Anzeiger』
採点:3
寸評:前半にPKをもらってもおかしくないファウルを受けた。競り合いで消耗し、コンビを組むアントニー・モデストを見つけるのに苦戦していた。しかしながら、ニアサイドに美しいゴールを決めた。

『EXPRESS』
採点:3
寸評:しっかりとゴールを決めたのは偶然ではない。(負けた中で)わずかな光明だった。

長谷部誠
対ヘルタ・ベルリン(0-2●)フル出場
『Frankfurter Rundschau』
採点:So lala(=まあまあ/4点相当)
寸評:試合を組み立てようと動いていたが、試行に終わった。プレーに波があり、ちぐはぐだった。

原口元気
対フランクフルト(2-0〇)フル出場
『Sportal.de』
採点:3
寸評:中盤に働きバチなくしてヘルタ・ベルリンは戦えない。原口は競り合いにひるむことなく、ひっきりなしに攻撃と守備に走り回りながら、前半一番のチャンスとなった場面ではカルーに見事なクロスを上げる落ち着きもあった。後半は倒れる姿も目に付くようになったが、フランクフルトのカウンター攻撃に対し、先頭に立って向かっていった。

武藤嘉紀
対レヴァークーゼン(2-0〇)先発出場、89分交代
『Allgemeine Zeitung』
採点:3
寸評:長い距離を走ったが、84分のヘディングシュートは運がなかった。ベストな状態まであと一歩。

酒井高徳
対バイエルン(0-8●)フル出場
『Hamburger Morgenpost』
採点:6
寸評:何度もチョンボをやらかし、守備に関しては安定感とは程遠かった。ひどい出来。

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