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武藤が3戦ぶり先発、惜しいヘッドも…マインツはアウェー戦8試合ぶりの勝利

2017.02.26

マインツが2試合ぶりの勝利を収めた [写真]=Bongarts/Getty Images

 ブンデスリーガ第22節が25日に行われ、レヴァークーゼンとFW武藤嘉紀が所属するマインツが対戦した。武藤は3試合ぶりの先発出場となった。

 後半戦に入って5試合で1勝2分2敗と波に乗れないマインツ。今節は、6連敗中と苦手なアウェーで現在2連勝中の8位レヴァークーゼンと対戦した。

 試合はマインツが幸先よく先制に成功する。3分、右CKでレヴィン・エズトゥナリのボールに中央のシュテファン・ベルが頭で合わしてゴールネットを揺らした。これで勢いに乗ったマインツは11分に追加点を獲得。左サイドでのFKでエズトゥナリが右足でクロスを入れる。ゴールへ向かるボールは誰にも合わなかったが、そのままゴール右隅に吸い込まれた。

 序盤に立て続けに失点を喫したレーバークーゼンは14分、右CKの流れからゴール前のティン・イェドヴァイが近距離からヘディングシュートを放つが、これはGKヨナス・レッスルの好セーブに阻まれる。20分には、カリム・ベララビがエリア内右でこぼれ球に反応し、右足を振り抜くが、シュートは相手DFにブロックされた。

 マインツは36分、ガエタン・ブスマンが左サイドから鋭いクロスを入れると、ニアサイドに飛び出したコルドバがヒールシュート。だが、これはGKベルント・レノに阻まれた。前半はこのままマインツの2点リードで折り返す。

 後半に入ってレーバークーゼンは54分、アレクサンダル・ドラゴヴィチを下げてシュテファン・キースリングを投入。ベララビを右サイドバックに下げ、ハビエル・エルナンデスとの2トップに変更して反撃を狙うが、なかなかゴールが遠い。60分、右サイドからのクロスに中央のキースリグが頭で合わせるが、シュートはクロスバー上。62分には、フォラントがエリア手前右のFKで強烈なシュートを放つが、GKレッスルにセーブされた。

 マインツは84分、武藤が絶好のチャンスを迎える。コルドバが右サイドからのクロスを供給。ファーサイドでフリーの武藤が頭で合わせるが、GKレノの好セーブに遭った。試合はこのまま終了し、マインツが2-0で勝利。アウェー戦で8試合ぶりの白星を収めた。なお、武藤は89分までプレー。攻守に奮闘し、2試合ぶりの勝利に貢献した。

 レヴァークーゼンは次節、3月4日にアウェーで日本代表MF香川真司が所属するドルトムントと対戦。マインツは同日にヴォルフスブルクをホームに迎える。

【スコア】
レヴァークーゼン 0-2 マインツ

【得点】
0-1 3分 シュテファン・ベル(マインツ
0-2 11分 レヴィン・エズトゥナリ(マインツ

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