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ドイツ代表監督、ゲッツェへの信頼を強調「代表で実力を証明している」

2017.02.25

ゲッツェへの信頼を語ったレーヴ監督 [写真]=Icon Sport via Getty Images

 ドイツ代表のヨアヒム・レーヴ監督が、ドルトムント所属のマリオ・ゲッツェが代表では大きな存在であることを改めて強調した。ドイツ誌『kicker』日本語版が24日に伝えた。

 1月29日に行われたブンデスリーガ第18節のマインツ戦に途中出場して以来、試合から遠ざかっているゲッツェ。現在は筋肉系の問題により2週間の離脱を強いられることが18日に発表されていた。

『kicker』のオフィスを訪れてインタビューに応じたレーヴ監督はゲッツェについて、「確かにクラブでいい状況にあるわけではないが、代表ではその実力を証明している」とコメント。その理由について、同氏は「違いを作れる存在だ」とし、「強豪国を相手に得点することは、誰にでもできるようなことじゃないよ」と続けた。

 しかしその一方で課題としては「あの年齢ではすごいと思うが、自分にとても厳しい」と話し、「知的好奇心にあふれ、それが大きすぎるのかもしれない。もっとリラックスしてほしいよ、最初のドルトムント時代のように」と説明した。

 またその一方で、ブンデスリーガでは以前のゲッツェと同様に、多くの若手選手が活躍を見せているが、これまで数多くの選手を代表デビューさせてきたレーヴ監督は「みんなが考えているほど多くの候補者がいるわけではない」と明かした。

「ブンデスで活躍していれば、タイトル獲得の助けになるまでそう遠いところにはないとはいえる。しかしうちでのテーマはワールドクラスなんだ。誰がノイアー、エジル、フンメルス、ボアテング、クロースらのようになれるのか。若手にはそれを見ることになる。これまで多くの若手を起用してきたが、決定的な存在になれないという例は数多く目にしてきた」と語っている。

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