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フランクフルト指揮官、長谷部のPK失敗に「外れることだってある」

2017.02.25

インゴルシュタット戦で惜しくもPKを失敗した長谷部(右)[写真]=Getty Images

 フランクフルトのニコ・コヴァチ監督は、18日に行われたブンデスリーガ第21節のインゴルシュタット戦で日本代表MF長谷部誠が失敗したPKについて言及した。ドイツ誌『kicker』日本語版が24日に伝えた。

 インゴルシュタット戦では、数的不利で1点ビハインドという苦しい展開ながらも、PK獲得で同点にする絶好のチャンスを迎えたフランクフルト。キッカーを務めたのは長谷部だったが、その役割を果たすことができず、チームは下位を相手に0-2で敗戦を喫した。

 だが、そのなかでコヴァチ監督は、むしろこのPK獲得時に見せた選手たちのリアクションについて苦言を呈した。クロアチア代表FWアンテ・レビッチが両手を挙げ、ドイツ人FWアレクサンダー・マイアーと肩を組んで喜んでおり、まるでその姿は勝利を収めた瞬間のようだった。

「PKというのは、外れることだってあるんだから」。そう語った指揮官は、さらに「そもそも最近4度のPKはいずれも、決まっていたら同点というものだったんだよ。だがヴォルフスブルク戦でも非常に大きな喜びを見せてしまっていた。しかも決まる前にね」と言葉を続けた。

 確かにサッカーの世界では、些細なことが命取りになりかねないものだ。ちなみにインゴルシュタット戦でのPK失敗は、今シーズン3度目のことであり、ここのところは長谷部がキッカーを務めていたのだが、シュートテクニックを考慮して再びマイアーの名前が浮上する可能性もあるだろう。

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