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レヴァークーゼンMFチャルハノール、過去の契約破棄により4カ月間出場停止に

2017.02.03

4カ月の出場停止処分が科されたレヴァークーゼンMFチャルハノール [写真]=Bongarts/Getty Images

 スポーツ仲裁裁判所(CAS)は、レヴァークーゼンに所属するトルコ代表MFハカン・チャルハノールに4カ月の出場停止処分を下した。2日付のドイツ紙『ビルト』が伝えている。

 2011年、当時カールスルーエに所属していたチャルハノールは、トルコのトラブゾンスポルへの移籍に関する契約が成立していたにもかかわらず、無断でカールスルーエとの契約延長に合意。さらに翌年にはハンブルガーSVへと移籍し、トラブゾンスポルに加入することはなかった。

 トラブゾンスポルはチャルハノールの一連の行動が不当な契約破棄にあたるとして、FIFAを介してCASに提訴。裁定の結果、トラブゾンスポルの申し立ては認められ、チャルハノールには4カ月の公式戦出場停止と10万ユーロ(約1200万円)の罰金処分が科せられた。

 今回の件についてチャルハノールは、「実は当時、僕の父とトラブゾンスポルの代理人がレストランで会っているのを偶然、目撃していたんだ。父は僕に、契約書にサインするように言った。トルコの文化では父親が決定権を握っているから、彼の意見には逆らえなかった」と、ドイツ紙『エクスプレス』に語っている。

 なお、出場停止処分は3日に行われるブンデスリーガ第19節のハンブルガーSV戦から適用される。今シーズンのリーグ戦で6ゴール5アシストを記録しているチャルハノールだが、レヴァークーゼンは攻撃のキーマンを突如失うことになった。

(記事/Footmedia)

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