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武藤と大迫はノーゴール…チームも決定機少なくスコアレスドローに

2017.01.23

戦列復帰を果たした武藤嘉紀 [写真]=Getty Images

 ブンデスリーガ第17節が22日に行われ、FW武藤嘉紀所属のマインツと日本代表FW大迫勇也所属のケルンが対戦した。

 シーズン序盤戦で2ゴールを決めた武藤。しかしひざの内側側副じん帯を損傷し、シーズン前半戦のほとんどを棒に振った。それでも、リーグ再開初戦となったケルンとのゲームで、今シーズンのリーグ戦初先発を果たす。同じくスタメン出場となった大迫との日本人対決が実現した。

試合前の武藤嘉紀 [写真]=Getty Images

試合前の武藤嘉紀 [写真]=Getty Images

試合前の大迫勇也 [写真]=Getty Images

試合前の大迫勇也 [写真]=Getty Images

 試合はこう着した展開が続く。両チームともに前線の選手へボールが収まらず、シュートシーンに持ち込めない。

 迎えた33分、ケルンはスローインを胸トラップしたアントニー・モデストが反転して左足のミドルシュート。ボールは枠をとらえるが、これはGKヨナス・レッスルが落ち着いてキャッチした。

 対するマインツは40分、レヴィン・エズトゥナリから縦パスを受けたダニー・ラッツァが、ピッチ中央で振り向いて左足を振りぬく。しかしボールはわずかにポスト右へ外れた。結局スコアレスで前半を終える。

 後半に入っても一進一退の攻防は続く。67分にエリア付近でボールを受けた大迫は、ドルブルで突破を図ったが、シュテファン・ベルのタックルを受けボールを奪われた。対する武藤も68分、右サイドからのクロスに飛び込むが、ボールをミートすることはできなかった。

 83分、ケルンは左サイドのスローインを受けた大迫が反転。そのままエリア左へ進入し、右足を振りぬいた。しかしこの強烈なシュートをGKレッスルがパンチングで防ぎ、ネットを揺らすことはできなかった。

得点を奪えなかった大迫 [写真]=Getty Images

得点を奪えなかった大迫 [写真]=Getty Images

 ホームで勝利を目指すマインツは89分、武藤をベンチに下げ、ジャン・フィリップ・グバミンを投入した。

 しかし試合はこのままタイムアップ。スコアレスドローに終わった。なお、大迫はフル出場を果たしている。しかし、武藤と同様にノーゴールとなった。

 次節、マインツはホームで日本代表MF香川真司が所属するドルトムントと、ケルンは敵地でダルムシュタットと対戦する。

【スコア】
マインツ 0-0 ケルン

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