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ナイキの新スパイク発表会にストライカーが集結! レヴァンドフスキやケインらが登場

2017.01.17

新スパイク発表会に登壇したクローゼ(左)とレヴァンドフスキ(右)[写真]=ナイキジャパン

 ドイツの現地時間1月16日、ナイキが新製品を発表するローンチイベントを開催。『ハイパーヴェノム』の新モデルを公開した。

『ハイパーヴェノム3』は「カット」、「ストライク」、「スコア」をコンセプトにして作られた、まさにストライカーのためのスパイクだ。この日のイベントには世界を代表するストライカーが集結。元ドイツ代表のミロスラフ・クローゼ氏やFWロベルト・レヴァンドフスキバイエルン)、FWハリー・ケイントッテナム)、FWマーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・U)、FWゴンサロ・イグアインユヴェントス)、FWエディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン)が登壇した。

 初めてハイパーヴェノムを履くというラッシュフォードが「このスパイクを履いて試合に出るのを楽しみにしている。早く使いこなしたい」と語ると、ケインは「これからも点を決め続けたい。ゴールデンブーツ賞獲得を目指していきたい」と意気込みを示した。

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 “ストライカー”をテーマにした話題でトークは進み、昨シーズンに36ゴールを決めたイグアインは「どれだけ点を取るか、ということよりも、しっかりとチームが勝てるように得点することが大事」とコメント。レヴァンドフスキは、9分間で5得点(2015年9月22日ヴォルフスブルク戦)というストライカーとして大記録を達成したことについて、「本当に信じられないよ。実感するのに半年くらいかかった(笑)」と冗談交じりに話した。ワールドカップでの歴代最多得点数を誇るクローゼは、世界王者に輝いたブラジルW杯決勝を「素晴らしい日だった。たくさんの人が見てくれていたし、(優勝は)若い頃夢に見たような瞬間だった」と笑顔で振り返った。

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 今回発表された『ハイパーヴェノム3』は、ゴールを決めるために重要なカットインやストライクといった動きを重視しており、今作では主に2つの改良が加えられている。1つ目はナイキ独自のニット素材である『フライニット』の素材変更。シニアデザインディレクターのネイサン・ヴァン・フック氏は、「柔らかいタッチの時は柔らかく、速いタッチの時は固くなるように設計されている」と説明する。

 2つ目の改良点が、約6年かけて開発された『ハイパー リアクティブ プレート』。ナイキ フットボールとしては初めて使用するプレートで、ヴァン・フック氏によると「これまでのものに比べてとても柔らかくなっていて、屈曲性が高まっている」という。

 その他にも随所にこだわりが詰まっている。『ナイキ フライワイヤー ケーブル』をこれまでのハイパーヴェノムよりも1メートル長い、3メートルにすることで、高いフィット感を実現。足の外側に配したシューレースと連動させて足の締め付けを微調整できる。また、スタッドの内側には回転と踏み出しを効果的に促す6角形を、対する外側はトラクションを高めるV字型を採用している。ヴァン・フック氏は、「全てにこだわっているが、機能性とデザインを融合させることも大事」だと語る。

「今回は特にストライクとカットの機能を盛り込みたかった。一方のデザインチームは『大胆な色を使いたい』と言っていた。試行錯誤を繰り返し、このカラーは大胆かつ、かっこいい。そして足の機能もシューズの機能も見せることができる、ということで決定したんだ。ネオンカラーはピッチで走っていても足元の動きが見やすいしね。さらに闇を突き抜ける(閃光の)ようなデザインになっていて、強い印象を与える。シンプルなようで複雑な要素を盛り込んだデザインになっていると思うよ」

 そしてこれから『ハイパーヴェノム3』を履く日本人プレーヤーに向けて、「エンジョイ! 楽しんでプレーしてほしい」とメッセージを送った。同スパイクはNike FootballアプリとNike.comで1月31日から、一部専門店で2月3日から展開される。

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