金髪を披露したバイエルンDFフンメルス [写真]=Getty Images
21日に行われたブンデスリーガ第16節で、ライプツィヒと対戦したバイエルン。昇格1年目ながら2位につける相手に3-0と快勝し、単独首位での年越しを決めた。
この試合は首位攻防戦としてキックオフ前から大きな注目を集めたが、ピッチ上では別の意味で話題をさらった選手がいた。それが、バイエルンのドイツ代表DFマッツ・フンメルスである。同選手はこの試合で突然、髪を金色に染めて登場したのだ。それまでの見慣れた黒髪から金髪に変貌を遂げた姿に、世界中のサッカーファンが度肝を抜かれた。
ドイツ紙『ビルト』などによると、フンメルスは試合後のインタビューで、「オクトーバーフェストでの賭けで負けたから」とコメント。イメチェンの理由は、罰ゲームであったことを明かした。ミュンヘン最大の祭りであるオクトーバーフェストに参加した際、ピンを9本しか使わないボウリング「スキットルズ」の勝負で負けたため、髪を染めることになったという。
「相手はボールを1回投げただけで、僕が3回投げて倒したよりも多くのピンを倒したんだ。ひどい見た目になるんじゃないかと思うと怖かったね。また髪は伸びてくるだろうから、あと何週間かの辛抱だ」
なお、フンメルスは試合前のウォーミングアップまでニット帽を被っていたため、ファンはもちろんのこと、メディアも同選手が金髪であることに気付かなかったようだ。
髪色を大胆に変えたフンメルスだが、試合ではいつもと変わらない好パフォーマンスを披露。ここまで快進撃を続けるライプツィヒを無得点に抑えるだけでなく、得意のロングパスで3点目のPK獲得の起点となるなど、攻守両面でチームの勝利に貢献した。
(記事/Footmedia)
By サッカーキング編集部
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