今季初先発を飾った宇佐美貴史 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第15節が17日に行われ、FW宇佐美貴史が所属するアウクスブルクとボルシアMGが対戦した。宇佐美は今シーズン初の先発出場となった。
4試合未勝利で13位につけるアウクスブルクは、14日にディルク・ シュスター監督を解任。マヌエル・バウム氏が新監督に就任した。新指揮官はこれまでほとんど出場機会のなかった宇佐美を初戦でスタメンに抜擢するなど、チームに変化を加えようとしている。一方、ボルシアMGは前節のマインツ戦でリーグ戦9試合ぶりの白星を奪った。両クラブにとって、残留を見据えた対決となる。
試合はアウクスブルクがやや有利に進める。14分、アウクスブルクは左サイドから攻め込むと、フィリップ・マックスがアーリークロスを供給。チ・ドンウォンがヘディングで合わせたが、ここは枠の左に外れてしまった。
一方のボルシアMG。22分にアンドレ・ハーンが強烈なミドルシュートを狙ったが、ここはGKマルヴィン・ヒッツがしっかりとキャッチした。
30分、ボルシアMG陣内のエリア手前でボールを持った宇佐美がチ・ドンウォンへスルーパス。チ・ドンウォンが右足シュートを狙ったが、ここは枠を捉えきれなかった。このままスコアレスでハーフタイムを向かる。
後半になると、ボルシアMGがボールをキープして試合を支配する。アウクスブルクは69分にマックスを下げてコスタス・スタフィリデス、72分にヤン・モラヴェクを下げてハリル・アルティントップを投入した。
すると75分、アウクスブルクが右サイドでCKを獲得。ジョナタン・シュミッドがクロスを挙げると、マルティン・ヒンテレッガーがヘディングで決め、アウクスブルクが先制に成功した。アウクスブルクは87分に宇佐美を下げてユリアン・ギュンター・シュミットを投入した。
試合はこのまま1-0でタイムアップ。アウクスブルクがバウム監督の新体制で初白星を飾った。なお、宇佐美は87分まで出場した。
次節、アウクスブルクは敵地で日本代表MF香川真司が所属するドルトムントと、ボルシアMGはホームでヴォルフスブルクと対戦する。
【得点者】
1-0 75分 マルティン・ヒンテレッガー(アウクスブルク)
By サッカーキング編集部
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