ロッベン(中央)、ミュラー(右)らがゴールを決めて圧勝したバイエルン [写真]=Getty Images for FC Bayern
ブンデスリーガ第14節が10日に行われ、バイエルンとヴォルフスブルクが対戦した。
公式戦3連勝中のバイエルンは、3ポイント差で首位ライプツィヒを追っている。チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第6節のアトレティコ・マドリード戦から中3日で迎えたホームゲーム、先発メンバーにはGKマヌエル・ノイアーやフィリップ・ラーム、アリエン・ロッベン、フランク・リベリー、ロベルト・レヴァンドフスキ、トーマス・ミュラーらが名を連ねた。
立ち上がりからバイエルンが攻勢をかけ、敵陣へ押し込む展開となった。先制ゴールは18分、敵陣右サイドでボールを持ったロッベンがペナルティーエリア右角からクロスのようなボールを左足で蹴り込むと、直接ファーサイドへ飛んで枠を捉え、ゴールネットを揺らした。
リードを得たバイエルンは4分後、ペナルティーエリア左手前からアルトゥーロ・ビダルが左足でミドルシュート。相手DFに当たったボールがゴールライン際で待っていたレヴァンドフスキに収まり、トラップからのシュートを難なく決めてリードを広げた。前半は2-0、バイエルンのリードで終了した。
後半に入っても、バイエルンは攻撃の手を緩めない。58分、敵陣でのボール奪取からミュラーがミドルシュート。ペナルティーエリア手前からのグラウンダーのボールに反応したレヴァンドフスキがコースを変えてゴールネットを揺らした。
76分にはミュラーに待望のゴールが生まれた。ペナルティーエリア中央でロッベンからのシュート性のパスを受け、ワンタッチで押し込んだ。ミュラーにとっては第14節でようやく生まれた、今シーズン初ゴールだった。
そして、ゴールラッシュの締めくくりは86分、右サイドからのクロスが流れたところにドウグラス・コスタが反応。左足ダイレクトで強烈なシュートを突き刺し、5点目を決めた。
試合は5-0で終了。バイエルンが圧勝し、勝ち点を「33」に伸ばした。今節でインゴルシュタットに敗れて初黒星を喫したライプツィヒと並び、得失点差で上回って首位に浮上している。
バイエルンの次節は18日、ダルムシュタットと敵地で対戦。一方のヴォルフスブルクは17日、日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトと対戦する。
【得点者】
1-0 18分 アリエン・ロッベン(バイエルン)
2-0 22分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)
3-0 58分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)
4-0 76分 トーマス・ミュラー(バイエルン)
5-0 86分 ドウグラス・コスタ(バイエルン)