同点ゴールを決めたロイス [写真]=VI Images via Getty Images
ブンデスリーガ第14節が10日に行われ、日本代表FW大迫勇也が所属するケルンと同MF香川真司が所属するドルトムントが対戦した。大迫はトップ下で先発出場、香川は負傷のため欠場となった。
ケルンは前節、ホッフェンハイムに0-4の完敗を喫して7位に転落した。一方、ドルトムントはボルシアMGに4-1の大勝を収めて6位に浮上。この試合は6位と7位による上位直接対決となった。また、得点ランキングトップを争うドルトムントのガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンとケルンのフランス人FWアントニー・モデストのエース対決にも注目が集まった。
開始からペースを握ったのはドルトムント。9分、中盤左でボールを持ったムサ・デンベレがエリア手前のマルコ・ロイスへパス。ロイスが斜め右へ折り返すと、これをオーバメヤンがこれを押し込んだ。ドルトムントの先制ゴールかと思われたが、ここはオフサイドの判定で得点は認められなかった。
すると28分にスコアが動く。ケルンが中盤右でFKを獲得するとヨナス・ヘクターが左足でクロスを上げると、アルチョム・ルドニェフスが頭で合わせ、先制に成功した。前半はこのまま1-0でケルンがリードしてハーフタイムを迎えた。
ケルンは後半立ち上がりにビッグチャンスを迎える。50分、カウンターから大迫が相手DFの裏に長いスルーパスを送る。これに反応したモデストがGKとの一対一を迎えたが、ここはやや角度がなく、シュートはサイドネットに当ってしまった。
一方のドルトムントは74分、右サイドから攻め込むと、ロイスが右足シュートを放ったが、ここはGKトーマス・ケスラーがなんとか弾いてCKに逃れた。このまま試合終了かと思われた90分、ドルトムントがケルンのゴールをこじ開ける。右サイドのデンベレが途中出場のアドリアン・ラモスへパス。ラモスが中央へ折り返すと、これをロイスがゴール右に決め、土壇場で同点に追いついた。試合はこのまま1-1で終了。上位対決は痛み分けとなった。なお、大迫はフル出場している。
次節、ケルンはブレーメンと、ドルトムントはホッフェンハイムとそれぞれ敵地で対戦する。
【スコア】
ケルン 1-1 ドルトムント
By サッカーキング編集部
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