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ドルト指揮官、香川真司の足首負傷を指摘「プレーをみれば気づく」

2016.11.26

レギア・ワルシャワで2ゴールを決めたMF香川真司 [写真]=Getty Images

 土曜日に行われる日本代表MF長谷部誠所属のフランクフルト戦に向けたプレスカンファレンスにて、ドルトムントを率いるトーマス・トゥヘル監督は、日本代表MF香川真司が常に「痛みを抱えて」プレーし続けていると指摘。現在は足首に負傷を抱えていることも明かした。「真司はなかなか痛みから完全に解放されないんだ。それは彼のプレーをみれば気づくだろう」と発言したとドイツ誌『kicker』日本語版が26日に伝えている。

 今シーズンの香川はドイツ代表MFマリオ・ゲッツェらライバルが加入するも、DFBポカール1回戦やリーグ開幕節で先発。しかし9月の代表戦で足首の負傷が伝えられてからは、先発から外れることも珍しくない。確かに22日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節のレギア・ワルシャワ(ポーランド)戦では2得点1アシストをマークしたとはいえ、フィジカル面での問題を抱えつづける日本代表は、これからも厳しい定位置争いを強いられる日々が続くことだろう。

 また、そのレギア・ワルシャワ戦でいきなり2ゴールという劇的な復活劇を遂げたドイツ代表FWマルコ・ロイスについては、「ベンチからのオプション」であることを公言。その試合でフル出場していることから、「リスクが大きい」と考えており、長期離脱明けということからも「適切な公式戦での出場機会」を与えていく方針のようだ。一方でトゥヘル監督は「彼が戻ってきてとにかく嬉しいよ」と喜びを見せた。

 なお今回の相手フランクフルトを分析したトゥヘル監督は、あまりチャンスを得られないだろうとの見方を示しており、「我慢をもってプレーする必要があるだろう。我々として素早く、ミスなくビルドアップを展開し、パスゲームの中で積極的かつフレキシブルに、とても集中してスペースを活かしていかなくてならない」と要求。

「ここのところ見せている精力さとシャープさが必要だよ。そういった姿勢を見せられるかどうかが、今の我々にとってはキーポイントなんだ。コンスタントにゲームをコントロールしていくには、ミスをしないようにしなくてはならないよ」との考えを述べている。

スポナビライブ

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