FOLLOW US

主将・酒井高は献身性評価 原口には及第点「いい形で突破口を開いたが…」

2016.11.22

主将として初出場した酒井高徳(左)と今季初の途中出場となった原口元気(右)[写真]=Getty Images

 国際Aマッチウイークで中断していたブンデスリーガは18日から再開し、各地で第11節が行われた。

 今シーズンまだ勝利がなく、最下位に低迷するハンブルガーSVは悪い流れを断ち切るべく、日本代表DF酒井高徳を主将に任命。20日に開幕から無敗をキープする3位ホッフェンハイムのホームに乗り込み、2-2の引き分けに持ち込んだ。これで連敗も3でストップとなり、ようやく1勝分となる勝ち点3に伸ばした。

 フル出場の酒井に、地元紙『Hamburger Morgenpost』は平均以下の「4」点(ドイツメディアの採点は最高1点、最低6点)をつけたが、新キャプテンの献身的な動きを評価した。

 MF原口元気ヘルタ・ベルリンは19日に、アウェーでアウクスブルクと対戦し、スコアレスドローに終わった。原口は今シーズン初めてスタメンから外れ、62分から出場。しかしゴールを呼び込むことはできなかった。ドイツメディア『Sportal.de』は、原口に「3.5」の及第点を付け、『いい形で突破口を開いていたが、驚異につながるアクションを起こすことはできなかった」と記した。

 また、FW大迫勇也が所属するケルンは19日に、敵地でボルシアMGとの“ライン・ダービー”に臨み、終了間際のFKが決勝ゴールとなり2-1で逆転勝利を収めた。大迫は先発に名を連ねたが、得点には絡めず、72分で途中交代となった。MF長谷部誠フランクフルトは20日にアウェーでブレーメンと対戦して、2-1の逆転勝ち。長谷部はフル出場している。

 各選手の採点と寸評は以下の通り。

酒井高徳
対ホッフェンハイム(2-2△)フル出場
『Hamburger Morgenpost』
採点:4
寸評:「警告を受けた後は少しセーブした感じがあったが、それでも空いているスペースをせっせと埋めていた」

原口元気
対アウクスブルク(0-0△)62分途中出場
『Sportal.de』
採点:3.5
寸評:「アレクサンダー・エッスヴァインとの交代で投入され、そのまま右ウイングでプレー。いい形で突破口を開いていたが、驚異につながるアクションを起こすことはできなかった」

大迫勇也
対ボルシアMG(1-2〇)先発出場、72分交代
『Koelner Stadt-Anzeiger』
採点:4
寸評:「前半は低調な内容だったが、後半はベンチに退くまで積極的な動きを見せた。後半開始直後はケルンにとって最もいい時間帯となったが、大迫はそこで推進力を与える動きをした1人だった」

長谷部誠
対ブレーメン(1-2〇)フル出場
『Sportal.de』
採点:3.5
寸評:「しっかりとしたパフォーマンスを残したものの、マイナス点に触れないわけにもいかない。フロリアン・グリリッチュに独走されて先制点を取られた場面など、ポジショニングを誤ることがあった」

リーガ・エスパニョーラ

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO