ドルトムント戦を前に抱負を語ったボアテング [写真]＝TF-Images/Getty Images
バイエルンに所属するドイツ代表DFジェローム・ボアテングが、19日に行われるブンデスリーガ第11節ドルトムント戦に向けた定例の記者会見に出席。大一番を前に意気込みを語った。ドイツ紙『ビルト』がコメントを伝えている。
現地では“ドイツ版クラシコ”とも呼ばれる一戦について、ボアテングは「間違いなく今シーズンのハイライトの一つになるだろう」とコメント。さらに、「ドルトムントのホームで試合をやるといつも難しいゲームになるが、こういう試合も自分たちの今の実力を知るためには必要だ」と語り、この試合の重要性を強調した。
開幕から10試合を消化したブンデスリーガで、バイエルンは首位に立っているのに対して、ドルトムントは5位。両者の勝ち点差は6ポイントまで開いている。だがボアテングは、「シーズンの序盤には、いつもたくさんのチームが上位争いに加わってくる。それは驚きでもあるが、起こり得ることだとも言える」と、現在の状況が想定内であるとコメント。そしてドルトムントについても、「まだ自分たちとそれほど離れているわけではない。僕は以前と変わらず、ドルトムントが最も強力なライバルだと思っている。試合が始まったらピッチ上では様々な感情が沸き上がるだろうし、両チームとも勝利を目指して全力でぶつかり合うはずだ」と語り、現在の順位に関わらず白熱した試合になると予想した。
なお同試合では、11ゴールを挙げて得点ランキング首位に立つドルトムントのガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンと、7ゴールで3位につけるバイエルンのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキのエース対決にも注目が集まっている。両者の比較について問われたボアテングは「もちろんレヴァンドフスキのほうが上だ」と即答し、同僚のエースへの絶対的な信頼を口にした。
（記事／Footmedia）
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