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バイエルン会長、ビダルの負傷でチリ代表に苦言「選手は体が第一」

2016.11.14

コロンビア戦に出場したチリ代表MFビダル(左) [写真]=LatinContent/Getty Images

 チリ代表に参加中のバイエルンMFアルトゥーロ・ビダルが、10日に行われた2018 FIFAワールドカップロシア 南米予選のコロンビア代表戦で負傷交代を余儀なくされたことを受け、同クラブのカール・ハインツ・ルメニゲ会長がチリサッカー協会に苦言を呈した。ドイツ誌『kicker』日本語版が伝えている。

 前回のインターナショナル・マッチ・ウィークでも、ビダルは足首に負傷を抱えてクラブに戻って来た。そして今回は、19日に行われるドルトムントとの大一番を、おそらくは欠場することになるだろう。

 ルンメニゲ会長は、「チリサッカー協会には、責任をもって丁重に選手を扱うように求めている。選手は体が第一なんだ。バイエルンはビダルの状態を心配している」と不満を露わにしている。

 なお、ビダル本人はラジオのインタビューに対して「詳しいことはわからないけど、いけると思う。医師はそう考えている」とコメント。大腿筋に打撲を抱えている模様だが、「疲れはあるけど、オーケーさ」と15日に行われる同予選・ウルグアイ代表戦への出場に意欲的な姿勢をみせた。

 現在5位のチリにとって、今回のウルグアイ戦はまさにカギを握る重要な試合だ。

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