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出場わずか8分…宇佐美を現地紙が酷評、クラブ幹部は期待「上昇傾向がある」

2016.11.09

わずか1試合の出場にとどまっている宇佐美貴史 [写真]=Bongarts/Getty Images

 今夏にガンバ大阪からアウクスブルクへ移籍したFW宇佐美貴史の近況について、地元紙『Augsburger Allgemeine』が8日に報じた。

 宇佐美は6月20日にアウクスブルクへの移籍が決定。今シーズンから同クラブでプレーしている。しかし、ブンデスリーガ第10節終了時点で出場はわずか1試合。8月27日の第1節ヴォルフスブルク戦での8分間のプレーのみとなっている。

 かつてバイエルンやホッフェンハイムでプレーした宇佐美にとって、アウクスブルクはブンデスリーガでは通算3クラブ目となる。同選手は開幕前、「自分は(過去2クラブでは)ブンデスリーガに向けての準備ができていなかった。今は変えていかないと」と、通訳を介して語っていたという。

 ただ、アウクスブルクでのシーズン序盤戦は苦しい日々となっている。負傷離脱を強いられていた時期もあり、思うような活躍を見せることができていない。同紙は宇佐美について「今の時点では、アウクスブルクのトラブルメーカーの一人だ」と厳しい表現を用いて記している。

 とはいえ、クラブ側は宇佐美への期待を失っていない。スポーツ・ディレクター(SD)を務めるシュテファン・ロイター氏は「彼は夏まで日本でプレーしていたから、休みをほとんど取っていない。だから、彼はまだ(状態を高めて)くると思う。そう確信しているよ。上昇(しているという)傾向は明確に見て取れる」と、今後の奮起に期待しているようだった。

 そしてロイターSDは「彼はアウクスブルクでのプレーに集中することができるね」と、11月の国際Aマッチウイークに向けた日本代表に招集されなかったことにも言及。クラブでのプレーに専念できることを前向きに捉えていた。

 国際Aマッチウイークによる中断期間を経て、アウクスブルクは19日にヘルタ・ベルリンとのホームゲームに臨む。宇佐美がピッチに立つ姿は観ることはできるだろうか。

By サッカーキング編集部

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