公式戦5試合ぶりの先発出場を果たした宮市
10月25日、ドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)2回戦が行われ、原口元気所属のヘルタ・ベルリンが宮市亮所属のザンクト・パウリに2ー0で勝利した。試合後、宮市、原口がコメントを残した。
◆宮市「チームとして守備に追われた」
――残念な結果に終わりました。
宮市 本当に守備に追われた試合だったなという感じです。
――久しぶりに先発の機会がめぐってきましたが、個人的にはどんなアピールを心がけましたか?
宮市 相手はブンデスリーガの上位にいるチームですし、何とかツメ跡を残したかったんですけど。チームとして守備に追われたので、ちょっと難しかったかなと思います。
――今日のような展開では、宮市選手のようなスピードのある選手が裏に出ていくというのが一つの攻撃の形だったと思いますが。
宮市 そうですね。チームとして僕が裏に抜けて、というスタイルはあるんですけど、(パスを)出せる選手がいないのでそこが問題ですね(苦笑)。
――もどかしいですね。
宮市 本当に。でも今は与えられた環境でやるしかないので。その中で何とか結果を出していきたいと思います。
◆原口「決勝に行くのが目標」
――今日は出場機会がありませんでした。
原口 しっかり勝ったなという感じですね。またすぐに次の試合があるので、そこでパワーを出せればいいかなと思っています。
――後半は流す感じもあったのでは?
原口 個の力でうまくポンポンと(点が)取れたので。そこからは自分たちのペースでできた。ヘルタらしく、粘り強くやれたと思います。
――ピッチにいる時とベンチからではチームの見え方は違いますか?
原口 違いますね。今日は2部(のチームが相手)でしたけど、そういうものを抜きにしてもチームの状態はいいと思います。誰が入ってもチームとしてうまく回っているんじゃないかなと。
――昨季はポカールでベスト4でした。今季はそれを上回ろうという話は出ていますか?
原口 決勝に行くのがチームの目標なので、決勝に行けたらいいなと思います。ただ、ポカールは間が空いてしまうので、(次の試合が)近づいてきたらまたポカールのことを考えます。